偏差値45でもできる世界史Bセンターで90点取りたい時のコツ! その1!勉強方法の前提から見直そう!!

こんにちは、まるさんかくです!

皆さんって普段学校の世界史の勉強ってどうやっていますか?

 

大抵の人って「世界史の勉強は直前に徹夜で暗記でしょ?」と言っていませんか?

 

実際私の学校でもみんなそう言っていましたし、私も直前の暗記に頼っちゃう時がありました😅

 

でも、正直!

それってめっちゃ大変じゃないですか?

 

・徹夜でやる心構えでいると、なんとなく後で徹夜で頑張るからいいやと中弛みのようになる

・頑張って終わったとしても夜中の3時に寝ぼけながらやって覚えられるのは正直覚え方が雑なため変化級の問題には太刀打ち出来ない💦

・寝落ちしたら絶望😱

・次の日テストめっちゃ眠い

・あと夜更かしはお肌の天敵←これほんとに後で治すの大変ですよ!

 

とこんな感じで徹夜漬けは色々デメリットでしかない😅

 

でも、前からコツコツ暗記してもどうせ忘れるよ…と考えたそこのあなた!

 

世界史のやり方が少し間違っていますよ!

 

 

 

確かに世界史は暗記科目と言われますが、世界史はその名の通り

 

“史実”つまり事実の物語なんです。

 

その前提で見てみると、世界史にも当然物語の流れがあります。

 

世界史のコツの1つ目はズバリ、「物語で大まかな流れを掴む」です!

 

もう世界史に手をつけている人は分かるとは思いますが、1番覚えやすい世界史、好きな世界史って聞いて1番人気そうなのってフランス革命辺りじゃないですか?

 

その理由は「流れが掴みやすくて覚えやすいから」だと思います。

 

かなりざっくりだと贅沢な王様や貴族に怒った平民が怒って王宮に押しかけて、最終的に王様が海外に逃げようとしたのを捕まえて処刑したという民衆の自由を勝ち取るための闘いの物語ですよね?

 

もちろん細かい知識は必要ですが、センターで聞かれる知識はそこまで根掘り葉掘り問題を出してくるわけではありません。だいたいのことがしっかり覚えていれば点数を取ることには苦労しません。

 

つまり他の範囲でも、流れと理由がしっかりわかっていれば、

 

物語のようにすんなり覚えることが出来ます!

 

時代ごとの物語の面白さ具合は人によって違ってくるとは思いますが、この見方一つだけで、世界史の授業や知識の捉え方はかなり前向きになってきますよ👍

 

今後の投稿では、私が実際に使っていた一問一答問題集で面倒な条約や事象などの内容をしっかり覚えられるやり方などを含めた世界史で使える様々なコツを紹介していきたいと思います!

 

ご興味を持っていただけたら、”なんとなく世界史豆知識”もぜひご覧になってください!

 

 

 

 

なんとなく読みたい世界史豆知識 その1

皆さん、こんにちは!そしてはじめまして!

まるさんかくです!

 

初投稿では、皆さんが1度は耳にしたことのあるこちらのフレーズから!

 

「パンがなきゃお菓子を食べればいいじゃない」

 

このフレーズはフランスの有名な王妃マリー・アントワネットが言った有名なセリフですね!

 

フランスの貧しい民衆が小麦の高騰のせいでパンを食べれないって言ったのに対してこう返してフランス革命の引き金になったよね?っていう感じで皆さん覚えていらっしゃると思いますが…

 

実はこれ結構間違いが多いって知っていましたか?

 

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マリー・アントワネット


 

実はまず前提として、これマリー・アントワネットが言ったか定かじゃないんです😅

 

このフレーズは啓蒙主義の政治哲学者であり、フランス革命の父でもあるルソー(ジャン・ジャック・ルソーが自伝の「告白」でとある王女が言っていた言葉と書いています。

 

 

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ルソー

 

しかし、ルソーの自伝が書かれていた1674年頃、マリー・アントワネットはまだ9歳でフランスにもいませんでした😅

ルソーはフランスにいたので、知るはずがないんです。

 

 

しかし、アンチ王政派にはまさに王妃の悪行を広めるのにピッタリのフレーズとして使われているうちに、マリー・アントワネットの名言として知られてしまったという諸説があります。

 

あと、実はこのお菓子って単なる砂糖沢山のお菓子じゃなくて「ブリオッシュ」のことを指しているんです。

 

ブリオッシュは当時のフランスでは普通のパンより小麦粉を使わないため普通のパンの半分ほどの値段で買えました。

 

その上、フランスの法律でも「パンの値段が高騰したら、ブリオッシュに合わせるように」という法律があったほどなんです!

 

そう考えると、結構このフレーズってある程度筋は通っているんです。

 

 

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政治のために悪意ある失言として広まったこのフレーズですが、実際はなんてことはない普通の王女様の呟きだったのです。

 

この記事を見て、ブリオッシュが食べたくなったらぜひパン屋さんに向かう道中で、マリー・アントワネットやルソーについて調べながらゆっくり買いに行ってみてはいかがでしょうか?

 

おすすめの資料

マリー・アントワネットの料理人

白川晶原作 里見 桂 絵

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この本はフランスに嫁いだマリー・アントワネットについて行った磯部小次郎という日本人が料理人として活躍する漫画です!(今現在は確かに打ち切りになりました😅)このイラストがこの諸説にかなり近いイメージだと思います!